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透過材質の扱い

ステージを作っていて、窓ガラスの透明度について壁にぶち当たった素人が素人なりに、なんとなーく薄ぼんやりと理解した透過材質についてメモがわりにでも書いていきたいと思います。

まず透過材質という代物が何かというと、モデルデータに含まれる材質(テクスチャや、モデルの色)の非透過度が1以下の値のものを指します。

20130221b.jpg

厳密に言うと、MMDの仕様では0.98などの数値ではまたセルフシャドウなどの挙動が変わってくるそうですが、そこら辺はこちらをご覧になってみてください。

それでは、説明のためにこういうモデルを用意してみました。
20130221c.jpg

赤青緑、全て非透過度を0.5に設定したモデルです。
カメラを動かしてみてみると、
20130221d.jpg

こちら側からは奥のモデルが見えません。
しかし緑の方に回って見てみると、
20130221e.jpg

ちゃんと半透明になって見えますね。
この時の描画順(MMDにデータを読み込んだ順番)はこうなっています。
(モデル描画順設定ウィンドウの出し方 背景(B)→モデル描画順(O) )

20130221f.jpg

MMDではこのモデル描画順設定で下にあるものの方がカメラに近い、という仕様になっています。
つまり、透過素材は常にカメラに近い順に設置しなければ物を透かすお仕事をしてくれないのです。
俺を撮るなら常にカメラの一番手前しやがれ!ってわけですね、わかります。 目立ちたがり屋さんなんですね。
なので、描画順を入れ替えればちゃんとお仕事をしてくれます。
20130221g.jpg

しかし、カメラさんだってずっと止まってるわけではありません。
くるくる回っていろんな角度から撮していればどうしたってカメラからの距離と描画順が食い違ってしまいます。
ではカメラワークに合わせて描画順を変えればいいのですが、困ったことにこのモデル描画順設定はタイムラインにマークができません。
設定したら時間経過に合わせて変更、ということはできません。

では、どうしたら動くカメラに合わせて透過素材に仕事をしてもらうかというと、
同じモデルを複数読み込んで、カメラワークに合わせて表示・非表示にすればいいんです!
つまりこういうことです。
20130221h.jpg

(赤と青を全く同じ位置に読み込んでいるので若干色が濃くなってます)
この様に、モデルを複数読み込んでカメラからの距離と同じになるようにモデルを表示・非表示にします。
赤側から見るならこう。
20130221i.jpg

逆の緑から見るならこう。
20130221j.jpg

あとはカメラからの距離がモデルどうしで入れ替わる瞬間に、表示非表示を切り替えれば大丈夫です。
この様にサンドイッチ状態でモデルを読み込めば描画順はクリアできます。
モデル数が増えれば大変なことになりますが…

しかし実際にMMDで動画などを作る場合、いろんなモデルを使用しますよね?
PMDやPMXモデルのみならずxファイルのアクセサリもたくさんあります。
このxファイル形式のアクセサリとPMD・PMXモデルの違いというのがこれまた描画順に関係してきます。
今度は赤青板をXアクセサリにし、ミクさんを読み込みました。
20130221k.jpg

取り敢えず読み込んだ状態のまま視点を変えると…
20130221l.jpg

全く仕事をする気がないようです。むしろもうマスクみたいな事になってますね。
実はMMDではPMD・PMXモデルとXアクセサリの描画順ではとにかく、モデルが一番手前に来るように描画されるのです。
透過アクセサリさんにはそれが面白くないのでしょう。ミクさんを隠してしまってます。 嫉妬イクナイ。
そこで、透過アクセサリさんのご機嫌取りをします。

20130221m.jpg

アクセサリ設定の出番です。( 背景(B)→アクセサリ編集(S) )
これはアクセサリ同士の描画順の入れ替えをするものですが、この、『~番目よりあとのアクセサリはモデル描写後に描写する』 というのがこの場合は大事なのです。
つまり、アクセサリがモデルより手前の状態で描画されるのです。 これはいい!
今はどちらも透過材質のアクセサリを2つ読み込んでいるだけなので、『0番目より後~』としておきます。
もし赤.xを透かしたくなければ『1番目より後~』とすればいいです。
20130221n.jpg

透過アクセサリさん大勝利!
Xファイル同士の描画順は先ほどのサンドイッチ方式で解決できます。


以上で透過材質の描画順問題の説明は終わりです。
大体これで、通常の動画制作での透過材質の問題は解決するんじゃないでしょうか。
長々と書き連ねましたが、間違ってたりしたら恥ずかしいですね…(´・ω・`)
そうなったらコソっと教えてもらえると嬉しいです。

それでは、良きMMDライフを!

  1. 2013/02/21(木) 20:16:58|
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